夢に夢見る

気づいたらドルヲタだった人がアイドルへの想いを垂れ流すブログ

2020年の河合郁人くんへ

 

 

 

「2020年、河合くんが大ブレイクします」

 

年始のわたしにそう言っても、きっと、信じないだろう。でも、信じられないようなことが今、現実に起こっているのだから不思議だ。

 

 

デビュー年の2012年からA.B.C-Zを応援していたわたしは、気づけば河合担になって8年が経っていた。いつでも全力でいつでもまっすぐでいつでも愛をくれていつでも幸せをくれる彼ら。オタクとして充実しているな、と思いながらも、どうしても引っかかっていることがあった。


“もっと世の中の人たちに存在を知ってほしい”

“なぜA.B.C-Zの素晴らしさが知られていないのか”


えび担はもちろん、えび担じゃないジャニオタさんでも、多少はわかると思う。正直言って、A.B.C-Zはオタク以外の目に触れる機会が少なすぎる、ということが。本人たちも自虐のように言っている「CDがジャニーズで一番売れていない」という言葉。記憶が正しければ最後にドル誌の表紙を飾ったのは7年くらい前だし、音楽特番にジャニーズのデビュー組がほとんど呼ばれているのにえびは呼ばれてないなんてザラだった。こんなネガティブなことなるべく言いたくないけど、何度だって疑問に思えてしまうくらい、悲しさが大きかった。


魅力的な人たちなのに、素敵なところだらけなのに、知ってもらえる機会が少なすぎる。それが本当に悔しくて。レギュラー以外のテレビ番組に出ることが決まった時は飛び跳ねるように喜んだし、周りに宣伝しまくった。それがずっとずっと続いていて、でも少しずつ世の皆さんの目に触れる機会が増えていっていた、2020年。


新型コロナウイルスという恐怖が世の中を襲って、わたし個人としても行きたかった現場をどんどん奪われて毎日泣いてた。かもしれない。もちろん彼らも自粛生活を余儀なくされて、それでも様々な媒体を通して無事だよ、ということを伝えてくれて、「どうがでこうかんにっき」というグループ全体での連載を作ってくれて、ほっこりした人も少なくないだろう(アラサーのおじさんたちが交換日記をしようという思考がまずかわいすぎるし、タイトルを全部ひらがなにしたところも本気でかわいすぎる)。


そして、2020年5月。確か、河合くんの入所日あたりだったと思う。河合くんがものまねグランプリに出演することが発表された。わたしはシンプルに嬉しかったし、河合くんがずっとずっと積み上げてきたものを披露できる場だからすごく素敵なチャンスをいただけたな、と思っていた。この時は、この番組が今までの状況を大きく変えるなんて思っていなかった。

なんと、初出場で準優勝。長年温め続けていたネタたちで、本気で挑んだ結果だったと思う。正直決勝進出決定しただけでめちゃくちゃびっくりしたし感動していたのに、まさか準優勝できるとは。想定外すぎてプチパニックを起こす中、リア友から続々と届く「河合くんおめでとう」「めちゃくちゃ似てたよ」というメッセージ。今まで、河合くんが何か番組に出ていてもこんなに一気にメッセージが送られてきたことがなかったから、それだけこの番組がたくさんの人に見られていること、準優勝というものの価値を実感した。と同時に、河合くん=わたしというイメージがそれだけリア友に定着していることもすごく嬉しかった(しつこいほどダイマをしていたので)。

 

ものまねグランプリが終わると、TLにこんなツイートが大量に流れてきた。

「ものまねグランプリ見て河合くんにハマりました」

2度見どころが5度見した。マジ!?!?と思った。河合くんから入ってえびの別メンバーの担当になったとかいう方もちらほらいてびっくりした(今やわたしのTLのえび担さんの3分の1くらいはものグラ出、もしくはそれ以降にえび担になった方だと思う)。いや、ものまねグランプリの影響力まじでエグいな………!?と思っていたのも束の間。バラエティ出演のお知らせがじわじわと増えていく。お知らせを聞くたびに喜びと同時に感動が押し寄せてきて、叶えたかった夢がどんどん叶っていく感覚があって。そのひとつが“バラエティー番組のMCをすること”だった。しかも、フットボールアワーの後藤さんとのダブルMC。後藤さんといえば河合くんが似ている芸人さんとして知られているけれど、プライベートでも非常によくしてもらっていて、河合くんがデビューして間もない頃に後藤さんに「バラエティ番組のMCをやりたい」と話したら、後藤さんが「その夢叶えるまでこれつけてろよ」と高級腕時計をプレゼントしてくれたという激エモエピソードがあるのだ。だからこそ、叶えたい夢をずっと見守り続けてくれた人と一緒に叶えられたことがとてつもなく嬉しかった。

 

その後も、叶えたかった単独MC番組の「ジャニーズ河合がジャニーズのコト勝手に答えます‼︎」が決まって、第二弾まで放送されたこと、単独MC番組を35歳までやりたいって言い続けてたから、当時32歳で叶えられたことがすごく嬉しかった。個人的にも、自分が描いた絵のすぐそばに河合くんが立ってくれたこと、河合くんがわたしの描いた絵を視界に入れてくれたことが本当に嬉しかった。他にも、ドラマにゲスト出演したり、24時間テレビのドラマにも出たり。まさか叶うなんて、って思っていたことが次々と叶っていくことが不思議で、ずっと夢心地だった。舞台期間と映画の宣伝期間、「頑張れ、友よ!」の発売時期が重なったことで、5人でのテレビ出演や、メンバー数人での出演が多かった10月。ほぼ毎日河合くんを、A.B.C-Zをテレビで見られる世界になったんだ、ということが幸せで仕方なかったし、その幸せを噛み締められたことが嬉しかった。

 

そして、10月には1月の舞台以来に河合くんに直接会うことができた。10月20日のABC座2020夜公演。こんな状況だけど、現場に行けるようになってから毎年欠かさず行っているえび座にはどうしても行きたくて、どうしても直接誕生日をお祝いしたくて。10月20日の昼夜2公演だけ応募して、奇跡的に当選することができた。久しぶりに生で見た河合くんは、A.B.C-Zは眩しすぎるくらいに輝いていて、幕が開いて5人のシルエットが映った瞬間に涙が止まらなくなった。舞台以外にもいろんな仕事があって忙しいはずなのに、変わらぬ笑顔を見られたことが嬉しかった。楽しそうにパフォーマンスする姿を久々に自分の目で見られた幸福感と満たされた気持ちは、やっぱり生じゃないと味わえないと思う。クリコンは当選しながらも感染状況から諦めたけれど、配信という形で作り上げたものを見ることができた。やっぱりA.B.C-Zが大好きだと思った。好きな人がどんどん願っていたように進化して世間に浸透していく姿を見ながらも、変わらず5人でいて楽しそうにパフォーマンスする姿を見られることが、こんなにも素晴らしいことだと実感することができた2020年だった。コロナ禍になって嫌なことだらけだったけれど、A.B.C-Zのお陰で、河合くんのお陰で救われた。悪いことばかりじゃないって思えた。

 

 

 

大好きな河合くんへ

2020年はどうでしたか?2020年が始まった時、こんなに活躍できる未来を想像していましたか?この1年、生活が激変して大変なことも多かったと思います。これまでずっと続けてきたことが、頑張ってきたことが実を結び始めて、今までのことは無駄じゃなかったって思えた年になっていたらいいな、と思います。本当に、たくさんの夢を叶えてくれてありがとう。いつからか河合くんの夢がわたしの夢になっていて、ひとつひとつ夢が叶っていく過程を見つめられていることが幸せだし、なにより楽しそうにしている河合くんを見られることが幸せです。諦めずに走り続けてきた姿が最高にかっこいいよ。自分が先輩の背中をたくさん見て学んできたように、自分も後輩のために何かを残せるように、ジャニーズとしての道を広げられるように、っていう考え方が好きだよ。忙しいだろうからいっぱい寝てね、息抜きもしてね。

なかなか会えない1年だったけど、媒体を通して輝く河合くんの活躍を見られた2020年は幸せでした。もちろん欲を言えばもっと会いたかったけどね!でも、会えない寂しさを埋めてくれるくらいの活躍を見せてくれた河合くんが大好き!まさか、テレビに出すぎて出演情報把握できない!なんてことになるとは思ってなかったよ。嵐掛け持ちしてた頃に「嵐みたいに、えびも毎日テレビで見られるようになればいいな」て思ったのが叶いつつあることが本当に幸せです。河合くんを好きになれてよかった!世界一大好き!

 

 

こんなただのオタク語りにお付き合いいただきましてありがとうございました。2021年も河合くん、そしてA.B.C-Zに幸あれ!素敵な1年になりますように!