夢に夢見る

気づいたらドルヲタだった人がアイドルへの想いを垂れ流すブログ

わたしと嵐。

タイトルが掛詞みたいになってしまったが、わざとではない。これから前回紹介した好きなアイドルについてそれぞれ記事にまとめてみようと思う。




まずは嵐を好きになった経緯について紹介する。


わたしが嵐を好きになったのは小学6年生の頃だったが、それにはちゃんと前兆があった。それは相葉雅紀という存在である。



わたしが小学1年生の時に放送が開始された「天才!しむら動物園」。昔から動物が大好きだったので、動物目的で初回放送を見た。そこに彼はいたのだ。わたし(当時6歳)は彼(当時20歳)を見て思った。この世にこんなにかっこいい人がいるんだ、と。


わたしは家族に父親しか男性がおらず、普段接していたのもチョロい感じの同級生や年の離れた先生、近所のおじさんくらいで若い男性を見る機会があまりなかった。あまりのかっこよさに、幼いながらも震え上がったのを未だに覚えている。




それから時は流れ小学6年生の春。その当時はほぼ毎週しむら動物園は見続けていたが嵐のことはいまいちよく知らなかった。しかしそんなわたしに転機が訪れた。学校の運動会で行われる全校生徒参加のダンスで、嵐のBelieveを踊ることになったのだ。毎年振り付けは最高学年である6年生の女子が担当だったので、振りを考えるために毎日聴きまくった。そしたら見事に嵐にドハマりした。しかも女子ほぼ全員。


そっからはもうのめり込むだけである。誰かがCDを買ったら休み時間に教室のラジカセで聴き*1、みんなで歌った。ちなみにその女子の中で今でも嵐担なのはわたしと二宮担の幼馴染みの2人だけである。


櫻井を担当にしようと決めたきっかけは、当時放送されていた「ザ・クイズショウ」というドラマだった。彼が演じていたMC神山という役が最高にどストライクだったのである。クイズ番組のMCでハイテンションかつドSっぽく罵っている反面、横山裕くん演じる本間さんに監禁されていて弱々しい姿を見せているのがもうたまらなく良かった。ギャップ大好き芸人のわたしにとっては最高である。勝手に黒神山・白神山と分けているが、わたしは白神山のほうが好きだ。共感してくれる方がいたらぜひお友達になっていただきたい。

もしこの時花男が放送されていたら松本担になっていたかもしれないし、魔王が放送されていたら大野担になっていたかもしれない。流星の絆が放送されていたら二宮担になっていたかもしれないのだ。そう考えると世の中はスゴい。




中学校に入学してクラスがみんなバラバラになりあまり集まって嵐の話をすることは無くなった。しかし、同じクラスで嵐が好きな人を見つけた。それが現在の親友である。この親友のおかげで立派なジャニヲタへと成長したわけだが、それについてはまた別の機会に触れたい。


親友とはかなり波長が合い、割とすぐに仲良くなった。そのタイミングで2人とも同じ部活に入りたいということを知り即入部。アニヲタが多い部活だったが、それにも負けず2人で1時間半ジャニーズしりとりをして周りを驚かせた*2


この頃、全くCDやDVDに手を出していない完全茶の間ゆるヲタ*3だったわたしがようやくモノを買うという行動に出た。そこで購入したのが「ARASHI 10-11 TOUR "scene"~君と僕の見ている風景~ STADIUM」だった。

これがまた衝撃だった。今までコンサート映像なんてワイドショーで流れてくるワンシーンしかみたことがなかったのだが、フルで見たときの驚きといったら凄かった。5人がその場に君臨し、万単位のファンの視線を支配しているのだ。もはや怖い。


君の見ている風景には好きな系統の曲がたくさん収録されていたためコンサート映像も凄く楽しめたが、何よりも凄かったのはT.A.B.O.O/櫻井翔


彼のソロ曲の中で好きな曲ランキングをつけるなら断トツで一位であるこの曲のパフォーマンスが、そりゃもうすごかった。一言で表現しろと言われたら迷うことなくこう言うだろう。エロい。導入の映像で出てくる上半身の彼。会場全体に響き渡る吐息。登場してからはこれでもかと見せつけるドSっぷりとどことなくうつろな表情。とにかくエロい、エロすぎる。当時中1でクラスの下ネタ大好き軍団を避けて生きていたわたしでもなんかよくわかんないけど凄く興奮した。



それからというものの、何らかのCDやDVDの発売が決定したら即予約・購入を決定するようになった。何だかんだでそんな日々が4年くらい続く。





そんな日々に転機が訪れたのは、恐らく2014年の夏くらいだったと思う。当時は嵐とA.B.C-Z(と乃木坂46)を応援していた。この頃、日々のヲタ活*4に若干の違和感を感じていた。そこでわたしは決めた。嵐へかけるお金を減らそうと。

なぜわたしの中でこのような結論になったかを分かりやすく説明すると、多分メディアへの露出が原因であろう。


みなさんもおわかりの通り、国民的アイドルと呼ばれている嵐はメディアへの露出がジャニーズの中でもトップクラスだ。今やテレビで見ない日はないだろう。それに比べてA.B.C-Zは地上波にほぼ出る機会はない。最近でこそ塚ちゃんがバラエティーに出演することが多くなったが、それでも少ない。定期的に見ることが出来るのはBSで放送されているザ・少年倶楽部だけである*5

ということはつまり、自担が動いている姿をあまり見ることが出来ないということだ。この辛さはジャニヲタさんならわかってくれるだろう。A.B.C-Zは舞台班、と呼ばれる程舞台出演が多いが、ド田舎の金がない茶の間にならざるを得ない系ヲタクなわたしはそう簡単に舞台なんぞ観に行くことが出来ない。そこでわたしはこういう結論に達した。


嵐はテレビつけとけばとりあえずいるからそれより普段見れないえびに貢ごう!!!!!



分かりやすく説明すると、とか書いた割に全く分かりやすくなかった。とりあえず嵐は需要していなくても勝手に供給されるし、えびは需要してても供給できないほどメディア露出が少ないからその分DVDとかの映像を見て自主的に供給しようと決めた。とどのつまりそういうことだ。



そんな決断をしてから約1年半が過ぎた。あれ以来嵐のものはアルバム以外買わないと決めたので、シングルは誰も知らないまでしか持っていないし、DVDもLOVE魂までしか持っていない。それでも以前と変わらず冠番組はしっかり録画しながらリアタイしてるし、歌番組に出演の際はいろいろ批評しまくりながらなんだかんだ楽しんでいる。ただしここ4年くらいは父親の動物嫌いが発覚して3ヶ月に1回程度しかしむら動物園を見ていない*6。娘は悲しいよ。


1年半前の決断を機に、わたしの中での嵐の立ち位置が「大好きな担当グループ」から「殿堂入りの担当グループ」になった。というわけで今はA.B.C-Zの応援に一番力を入れているが、好きであることに変わりはない。




途中からどうでもいい熱い語りが入ったりえびの話が混じったりしたが、これにてわたしと嵐の紹介は終わり。思ったより長くなったので今後この紹介シリーズが本当に続くのか不安である。


*1:割と自由に(というか勝手に)教室のラジカセは使用することが可能だった

*2:というかあれは完全に引かれてた

*3:All the best!や君の見ている風景は友達から借りて聞いていた

*4:といっても所詮茶の間

*5:毎週日曜日にテレビ東京で「ABChanZoo」という冠番組が放送されているが、関東ローカルのため視聴することが出来ない

*6:恐らく昔は子供だったわたしのために我慢してくれていたのだろうが、そこそこ年を重ねたため「もういいだろ」と思ったに違いない